助成金

1.助成金の申請
■助成金とは?
助成金とは厚生労働省で取り扱っている支援金のことです。
■返済の必要は?
助成金は融資と異なり、返済する必要のないお金なので企業経営に大きなメリットとなります。
■財源は?
助成金の財源は皆さんが納めている労働保険料です。
したがって条件をみたせば当然受けるべき権利なのです。
■どんなものがあるの?
助成金は現在50種類以上あります。
以下は人気がある助成金のごく一部です。
2.助成金の種類
■試行雇用(トライアル雇用)奨励金
ハローワーク等の紹介により、労働者を雇い入れる場合に受給できます。
非常に受給しやすい助成金の一つです。
≪受給要件≫ 
1,雇用保険の適用事業主であること。
2,ハローワーク等に求職申込みをしている者のうち、試行雇用を経ることが適当であるとハローワークが認める者を、原則3ヶ月間の試行雇用として雇い入れたこと。
≪受給額≫
試行雇用労働者一人につき最大12万円まで支給されます。
■特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)
ハローワーク等の紹介により次の対象労働者を雇い入れ、かつ助成金受給後も引き続き雇用することが確実であると認められる場合に受給できます。
平成25年3月からは一定の所得に満たない父子家庭の父も対象となりました。
対象労働者
受給額(万円)
助成対象期間
短時間労働者以外の者
高年齢者(60歳以上65歳未満)、
母子家庭の母、父子家庭の父等
60(50)
1年
重度障害者等を除く身体・知的障害者
120(50)
2年(1年)
重度障害者等
240(100)
3年(1年半)
短時間労働者
高年齢者(60歳以上65歳未満)、
母子家庭の母、父子家庭の父等
40(30)
1年
身体・知的・精神障害者
80(30)
2年(1年)
※短時間労働者とは、1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の者。
※( )は大企業の場合。
■特定求職者雇用開発助成金(生涯現役コース)
ハローワーク等の紹介により、65歳以上の者を雇い入れ、かつ1年以上継続して雇用することが確実であると認められる場合に受給できます。
対象労働者
受給額(万円)
助成対象期間
短時間労働者以外の者
70(60)
1年
短時間労働者
50(40)
※短時間労働者とは、1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の者。
※( )は大企業の場合。
■キャリアアップ助成金(正社員化コース)
有期契約労働者等を正規雇用等へ転換した場合に受給できます。
適用内容
1人あたり受給額(万円)
①有期労働から正規雇用への転換等
72(54)
②有期労働から無期雇用への転換等
36(27)
③無期労働から正規雇用への転換等
36(27)
※受給額は生産性の向上が認められる場合。 ※( )は大企業の場合。
※対象者が母子家庭の母等または父子家庭の父の場合、①12万円、②③6万円を加算。
3.料金
着手金30,000円+受給額の30%
※顧問先は着手金無料、受給額の15%です。

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